クレジットカードは上手に使えば家計の大きな味方になります。
しかしながら、クレジットカードの使用頻度を増やしたら逆に支出が増えた!!なんて家庭も多いんじゃないでしょうか。
たしかに、クレジットカードには支出が増えやすいというデメリットがあります。
しかし、それは使い方次第です。
今回は、クレジットカードの使いすぎを防止するコツについてお話します。
クレジットカードの支出が減らない!!って悩んでるご家庭は、ぜひ参考にしてみてください。
使いすぎないためのルールを決める
クレジットカード払いにすると支出が増える項目とそうでないものがあります。
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例えば、定期券をクレジットカードで買っても支出は増えませんよね。定期券は買いすぎる心配がないからです。
一方、食費をクレジットカード払いにしてしまうと、ついつい色々なものを買ってしまいます。ポイントで節約するはずが、かえって支出が増えてしまう場合も多いんじゃないでしょうか。
つまり、クレジットカードの使い過ぎを防止するためには、「定期券には使っていいけど食費に使っちゃダメ」などのルールが必要なんです。
ルールは、家庭ごとに決めてしまって構いません。
クレジットカード払いで支出が増えるか増えないかは家庭ごとに違うからです。
「食費はダメだけど被服費はOK」とか、「旅行費と定期券だけOK」など、自分なりのルールを決めることで、クレジットカードの使い過ぎを防ぐことができます。
ポイント狙いで買い物をしない
クレジットカードを使いだすと、ポイント狙いで買い物したくなっちゃいますよね。
今月は誕生月でポイント3倍だから、ポイントを貯めるチャンス!!なんて思っちゃう方もいるんじゃないでしょうか。
ですが、ポイント狙いで買い物をするのは絶対ダメです。
ポイントに目がくらむと以外と忘れがちなんですが、買わないのが一番の節約なんです。
「ポイント狙いで買い物をする」=「もともと買う予定のなかった、必要ないモノを買う」ってことですよね?
だったら、買わないのが正しいんです。
それでも、どうしてもポイントを逃すと損したと思っちゃう人は、考え方を変えてみた方がいいです。
「1%分のポイントが付いてお得」って考えるんじゃなくて、「1%OFF」って考えるんです。
世の中のセールでは30%OFFとか50%OFFとかありますよね。
クレジットカードの1%OFFなんて大したことないって思えてきませんか?
具体例を挙げて考えてみましょう。
例えば、夫婦2人で8万円の1泊2日京都旅行を検討しているとします。
ちょうど今月はキャンペーンでポイント3倍!!3%のポイントが付きます。
つまり、今京都旅行を申し込めば、2400円分のポイントがもらえる計算になりますね。
こう考えると、確かにとってもお得な気がしますよね。
では、3%OFFって考えてみましょう。
すると、「8万円の京都旅行が、今申し込めば77,600円になる」って考えることができますね。
どうでしょう。あんまりお得に感じないんじゃないでしょうか。
どっちも得するのは2400円なんですが、感じる印象は全然ちがいますよね。
基本的に、人間は「もらえるもの」を過大にお得に感じてしまうんです。
ですので、「ポイントが付く」って考えると、大した金額でもないのにすごい得したような気になっちゃうんですね。
ですので、「ポイントが付く」って考えるんじゃなくて、「○○%引きになる」って考えた方が、無駄遣いを抑えられるんです。
どうしても使いすぎが治らないならデビットカードを使う
ルールを決めても、ポイントカード狙いの買い物を辞めても、どうしてもクレジットカードの使い過ぎがなくならない場合はどうしたらいいでしょうか。
そんな時は、デビットカードを使いましょう。
デビットカードは、クレジットカードと同じように支払いができるカードです。
じゃあ、何がクレジットカードと違うのかというと、支払いがその場で銀行口座に反映されることです。
品物を使った直後に口座残高が減るんですね。
しかも、口座残高が足りない場合は使えないので、毎月の予算額だけデビットカードの口座に入れておけば、使い過ぎを簡単に防げます。
デビットカードはクレジットカードに比べて家計管理がしやすいので、どうしても使いすぎてしまう方はデビットカードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
こんな便利なデビットカードですが、一つだけ難点があります。
それは、ポイントの還元率がクレジットカードより低いことです。
だいたい0.5%くらいしかポイントが付きません。クレジットカードの半分くらいですね。
まとめ
今回は、クレジットカードの使いすぎを防止する方法についてお話ししました。
クレジットカードは賢く使えば家計の大きな味方になります。
今回ご紹介したクレジットカードの使いすぎを防止する3つの方法を参考に、賢くクレジットカードを使いましょう。