保険

医療保険に入るべき?「医療保険は必要」への反論

更新日:

「医療保険は絶対必要!」と思っている方も少なくないでしょう。

人生何が起こるかわからないですからね。

しかも、ネット上には保険に加入しておいて助かったっていう話がゴロゴロしていますからね。

「夫が入院してお金がかかったけど、医療保険に入っていたから何とかなった」なんて話を一度は聞いたことがあるでしょう。

こういった話を聞くと、医療保険には入っておかなきゃ!!と思っちゃいますよね。

 

ですが、冷静に考えてみると、医療保険ってそんなに必要じゃないんですよね。

こちらの記事で書いたように、ある程度貯金があれば必要ないですからね。

貯金が70万円あれば医療保険は必要ない!!

 

それでも、やっぱり保険を解約するのは不安という方もいるでしょう。

そこで今回は、よくある医療保険必要論に反論したいと思います。

 長期入院するとお金がかかるから必要

長期入院すると、ある程度お金がかかるのは事実ですが、びっくりするような大金が請求されるわけではありません。

なぜなら、日本には高額療養費制度があるからです。

この制度は、一か月間に払う医療費の上限を定めるものです。

例えば、標準報酬月額28万~50万円の収入がある場合だと、医療費は約8万円が上限になります。

ですので、例えば3か月入院したとしても、医療費は総額で24万円程度です。

日本は医療保険制度がしっかりしているので、通常の治療だと医療費が何百万円もかかるなんてことはないんですね。

「医療費は高い」と思い込んでいる方も多いかもしれませんが、日本ではそんなことはありません。

過度に長期入院を恐れて、無駄な保険に入らないように注意したいですね。

入院時の不安を軽減できるから必要

いわゆる「安心を買う」というやつですね。

入院中は収入も減りますし、いつまで入院するか分からない状況であれば、先行きが不安になりますよね。

このような入院中の不安な気持ちを解消するために保険が必要、というのが保険必要派の主張ですね。

保険に入っておけば、入院一日当たり一万円などのお金を受け取れますからね。

 

ですが、本当に医療保険で安心を買えるんでしょうか。

というか、そもそも「医療保険に入らなければ不安」というのが正しいんでしょうか。

例えば、入院一日一万円、最大60日の医療保険を考えてみましょう。

この保険で受け取れるお金は、最大でもたったの60万円です。

つまり、医療保険に入れば安心って思っている人は、「長期入院しても、60万円あれば安心ですよ」って言っているわけですよね。

じゃあ、すでに貯金で60万円を持っている人は、そもそも入院に対して経済的な不安を感じる必要はないわけです。

 

でも、かなりの人が、貯金が60万円以上あるにもかかわらず、「保険に入らないと不安」って思って医療保険に加入するわけです。

これはなぜでしょうか?

答えは簡単。こういった人たちの不安は、保険会社により作られた不安感だからです。

「人生何が起こるか分からない」「先が見えない時代、病気になっても安心な保険が必要」などと言葉巧みに不安をあおった結果ですね。

今の社会保険制度がずっと続く保証がないから必要

医療保険の加入理由で、意外とよく見る意見ですよね。

「今は医療費3割負担とか高額療養費制度とかあるけど、今後もそれが続くとは限らない。公的医療保険は改悪されるかもしれないから、保険が必要」って主張ですね。

ですが、この主張は完全に矛盾しているんです。

だって、社会保険制度がどうなるかわからないんだったら、どんな民間保障が必要なのかも全くわからないじゃないですか。

保険の基本は、「万が一の事態が起こった時にいくらかかるかを計算して、その不足分を保障する」ことなんです。

例えば、生命保険を例に挙げると、

自分の死亡時に残された家族の生活費が1000万円不足する

→だから1000万円分の死亡保障に入る

という流れなはずなんです。

ですが、「公的医療保険が今後どうなるか分からない」んだとすると、万が一の時にいくらお金が必要かすら分からないわけです。

こんな状況で、どの保険に入ればいいかを決めることは不可能ですよね。

 

じゃあどうすればいいかというと、答えは簡単です。

公的医療保険制度が変更されたら、その時点で保険が必要かを検討すればいいんです。

今から未来のことを考えて、ムダに不安を感じる必要はありません。

未来のことなんて誰にもわからないんですから。

「将来どうなるか不安だから今から保険に入っておく」という考え方はナンセンスです。

公的医療保険だと差額ベッド代は自己負担だから民間医療保険は必要

まず、差額ベッド代に関しては少し誤解があります。

入院して個室になれば、必ず差額ベッド代がかかるわけではありません。

「自分で希望した場合」のみ、差額ベッド代がとられます。

ですので、「入院の患者さんが多くて大部屋が空いてなかった」などの病院側の都合で個室に入院する場合は差額ベッド代はとられません。

また、「隔離が必要な感染症による入院」などの治療上やむを得ない場合にももちろん差額ベッド代は請求されません。

 

つまり、差額ベッド代は、患者の「贅沢」のために払うお金と言えます。

こう考えると、差額ベッド代のために保険に入るのはおかしな話ですよね。

お金がないんであれば、大部屋で我慢すればいいんです。

大部屋が嫌なんであれば、自分の貯金からお金を払うべきなんです。

差額ベッド代のために保険に加入するのは、おかしな話だと思いませんか?

がんで先進医療を受けると数百万円かかるから必要

まず、全ての先進医療が高額なわけではありません。

ほとんどの先進医療は10万円以下で受けることができます。

数百万円もかかる先進医療は、重粒子線治療などのごく一部です。

 

また、がん患者のほとんどは先進医療を受けません。

統計によると、先進医療を選択するがん患者は全体の1%にすぎません。

ほとんどの人には無縁の医療行為ということですね。

 

さらに、先進医療は効果が認められるとどんどん保険適用になっていきます。

実際、小児がんの陽子線治療と手術が難しい骨のがんの重粒子線治療については、今後全額保険適用となることが決まっています。

「多額のお金がかかるから」と過度に不安になる必要はないわけです。

 

それでも、どうしても不安な場合は、がん保険+先進医療特約という組み合わせではなく、先進医療限定の保険に入ることをオススメします。

例えば、Linkx coinsでは、月額500円で通算2,000万円までの先進医療に備えることができます。

(月額500円で最大2,000万円の給付の保険ということは、逆に考えるとそれだけ保険給付対象の人が少ないということですね。)

まとめ

今回は、医療保険は必要という意見でよく見かける理由について反論しました。

もちろん、医療保険が必要な方も世の中にはいます。

例えば、貯金があまりない世帯では医療保険は必須でしょう。

ですが、医療保険が必要ない世帯がかなり多いのもまた事実です。

巷にある保険必要論は必ずしもすべて正しいわけではありません。

自身の経済状況を鑑みて、本当に必要な場合のみ保険に加入するようにしましょう。

-保険

Copyright© 32歳で5000万円貯めた共働き貯金法 , 2018 All Rights Reserved.