家計管理

共働き家庭が貯金するためのその1:「月々使えるお金」を計算する

miyane式3つの財布貯金法では、大きく分けて3つのステップで家計を管理します。

  • ステップ1:「 月々使えるお金」を計算する
  • ステップ2: 共通財布、夫財布、妻財布に入れるお金 (予算)を決める
  • ステップ3: 各財布が月末に空にならないように、支出を管理する

ここでは、ステップ1の具体的な方法について説明します。

「月々使えるお金」の計算式

家計管理において、まずやらなくてはいけないのは、月々の予算を決めることです。

生活費に使う上限の金額を決めておかないと、際限なくお金を使ってしまうからです。

 

miyane式貯金法では、「月々使えるお金」は、

 

月々使えるお金 = 夫収入 + 妻収入 - 貯金予定額 - 固定費 

 

という簡単な式で計算します。

それでは、それぞれの項目の具体的な決め方を見ていきましょう。

収入ってどうやって計算するの?

意外と月々の収入の金額って決めづらいんですよね。

残業代はいつも同じじゃないですからね。

 

miyane式では、夫の収入、妻の収入は、基本給で計算します。

残業代0の場合の手取り額ですね。

あ、もちろん交通費の支給額も除いてくださいね。

 

なぜ残業代を外すのか?ですが、もらえる保証が無いからです。

残業規制とかありますしね。

先月まで残業60時間近くやってたのに、今月からいきなり0!!とか。

もらえるかどうか分からない給料は、予め抜いておきましょう。

もし残業代が出れば、その分貯金が増えることになります。

ちなみに、miyane式3つの財布貯蓄法では、残業代が出ても「使えるお金」は増えません。

残業代はそのまま貯金になります。

貯金額はどうやって決めるの?

miyane式貯金法では、あらかじめ貯金予定額を収入から引いた後、月々使えるお金が計算されます。

これは、先取り貯金の考え方ですね。

「残ったお金を貯金する」ではなく、「まずは貯金する額を差し引き、残ったお金で生活する」ってやつですね。

そのため、毎月いくら貯金をするのかを決めなければいけません。

 

貯金予定額は、あまり深く考えずに「自分が貯金したいなー」と思う金額にすればいいです。

「貯金の目標額なんてわかんないよ」っていう方は、とりあえず10万円を入れといてください。

ステップ2で予算を立てながら、あまりに家計がキツキツになる場合は、貯金予定額を減らすなどして調整すればよいです。

固定費って具体的に何?

ここでいう固定費とは、家賃、光熱費、保険、教育費、駐車場代のことです。

多少の変動はあっても毎月必ず出ていく家族全体のお金のことですね。

 

注意点として、毎月出ていくお金でも夫婦の個人的な支出は固定費に含めないでください。

例えば、夫や妻の携帯代です。夫の携帯は夫しか使わないですよね。

これらの個人的な支出は、ステップ2の夫・妻の予算に含めます。

 

固定費は、毎月の家計管理という意味では気にする必要がない費用です。

固定費って、一度見直せば普段は気にしなくていいですよね。

例えば、保険って毎月見直したりします?しないですよね。

ですので、日々の家計管理からは、固定費は忘れてかまわないです。

それ以外のところに節約意識を集中させるために、敢えて固定費を引いたお金を「使えるお金」としています。

 

ただ、間違えないでほしいのは、固定費は節約においてとても重要だということです。

こちらの記事でも述べますが、固定費は節約効果が高いため、むしろ真っ先に見直すべきものです。

まずは固定費 (特に保険、車、家賃)を削減した後、家計管理に取り組むのがベストです。

まとめ

miyane式3つの財布貯金法では、「月々使えるお金」を、

月々使えるお金 = 夫収入 + 妻収入 - 貯金予定額 - 固定費 

とします。

「月々使えるお金」とは、食費や小遣いなどの生活費に使うお金で、節約を意識しながら使うべきお金です。

次のステップ2では、「月々使えるお金」をさらに共通予算、妻予算、夫予算の3つに分割し、管理します。

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