クレジットカードの支払いって、色々な方法がありますよね。
翌月一括、ボーナス一括、分割、そしてリボ払い。たくさんありますね。
今回は、クレジットカードの決済方法についてお話します。
クレジットカードで買い物をするとき、ほとんどの人は翌月一括で支払っていると思います。
が、中にはボーナス払いを利用している人もいるんじゃないでしょうか。
貯金があまりない家庭が大きい買い物をするときはボーナス払いって便利ですよね。
毎月の収支がギリギリだと、大きい買い物をした場合にお金が足りないケースが考えられますからね。
こんな時、手数料や金利なしで支払いをボーナス月まで先延ばしできるボーナス払いは心強い味方ですよね。
便利なボーナス払いですが、個人的には全力で利用しないことを勧めます。
ボーナス払いはかなりデメリットが大きい支払方法だからです。
それでは、なぜクレジットカードのボーナス払いをしてはいけないのか、見ていきましょう。
ボーナスはいくらもらえるか分からない
ボーナス払いって、当たり前ですけどボーナスがもらえることを期待して支払うものですよね。
でも、ボーナスって月給と違って、毎回決まった金額がもらえるものじゃないんですよね。
会社の業績に応じてボーナスの額が変わるっていう場合が多いんじゃないでしょうか。
会社の業績が悪いと、最悪ボーナスをもらえないこともありえますよね。
そんな不安定な収入源であるボーナスを期待してお金を使うっていうのは、とてもリスクの高い行為なんです。
そもそも、ボーナス払いで品物を買うっていうのは、ローンに近いお金の使い方なんですよね。
今お金がないけど、ボーナスが入れば支払ができるから、今すぐモノを買うってことですからね。
金利0でボーナスを前借りしていることとおんなじですよね。
ですが、家計管理の基本は貯めてから買うです。
ローンは貯金の大敵です。極力利用しないことが貯金のコツです。
そういう意味では、ボーナス払いを使うことがそもそも節約生活に向いてないってことですね。
支払が先送りになるため節約意識が薄まる
ボーナス払いの2つ目の欠点は、支出が増えやすくなることです。
ボーナス払いって、お金を使った印象が薄いんですよね。
なので、いつのまにか買うものが増えてきて、ボーナス時の支払いがすごい金額になった!!なんてことになりかねません。
例えば、8月にパソコンが壊れて、最新のノートパソコン (10万円)をボーナス払いで買ったとしましょう。
それから2か月後の10月に、テレビを買い替えたくなったとします。
そのとき、2か月前にパソコンで10万円をボーナス払いで買ったことを忘れて、ついついテレビをまたボーナス払いで買っちゃった、なんて経験がある方も多いんじゃないでしょうか。
つまり、ボーナス払いは支出の管理がとても難しい払い方なんですね。
で、さらに問題なのは、ボーナス払いをする家庭って、例外なく家計管理が苦手なんです。
だって、家計管理が得意な家庭って、そもそもボーナス払いが必要ないんですから。
家計管理が得意だと、月々家計を黒字にできるので、貯金額もある程度まとまった金額になってるんですよね。
なので、ボーナスまで待たなくても支払できちゃうんですよね。別に翌月一括払いで何の問題もないんです。
つまり、貯金ができない家庭が、ボーナス払いをするんですね。
こう考えると、ボーナス払いって
支出の管理が難しい払い方×家計管理が苦手な家庭
っていう絶望的な組み合わせなんです。
ボーナスを貯金できなくなる
貯金という観点からすると、ボーナスって一気に貯金額を増やすチャンスなんです。
実際、miyane家では、年間の貯金額の半分近くをボーナスが占めています。
例えば、夫婦でボーナスが手取り75万円だったとすると、それをそのまま貯金すれば150万円にもなります。
月々10万円貯めた場合だと、年間120万円なので、ボーナスの貯金がいかに大きいかよく分かると思います。
ボーナス払いは、そんな貴重な貯金源のボーナスを前払いで使ってしまう行為なんです。
まとめ
今回は、クレジットカードの支払方法についてお話しました。
クレジットカードのボーナス払いは、貯金がしづらくなるので基本的にオススメしません。
基本的には、クレジットカードは翌月一括払いが望ましいです。