家計管理

浪費家必見!!お金が貯まる人に共通するたった4つの考え方

どうしても無駄遣いが減らない…

いつの間にかお金が無くなっている…

こんな悩みを持っている方も多いんじゃないでしょうか。

 

8年間節約生活を続けてきて5000万円を貯めた経験から断言します!!

お金を貯めようと思っているのに貯められない方は、

お金に対する考え方が間違っています。

いわゆる浪費脳って考え方に陥ってしまっています。

  • どうせなら値段が高いものを買った方が得!!って思っている
  • 便利だと思って買ったはいいけど結局いらなかったってことがよくある
  • 今後必要になるから…って動機でモノを買うことがある
  • 買った後にかかる費用(ランニングコスト)のことまで頭が回らない

こんな経験がある方は、浪費脳である可能性が高いです。

貯金をするためには、浪費脳から節約脳へと考え方を切り替える必要があります。

 

今回は、お金がみるみる貯まる節約脳についてお話します

コスパで考える

値段が高いもの=良いものって言う思い込みを持っていませんか?

この思い込みは、浪費脳の典型的な考え方です。

価格と品質は必ずしも一致しないんです。

なぜなら、価格は品質だけでなく、様々な要素から決まるからです。

 

レストランを例に挙げて考えてみましょう。

レストランAは、とても立地のいい場所に店を構えています。最寄り駅から徒歩1分の好立地です。

ただ、立地がいい分賃料も高いんです。

ですので、レストランAのメニューの値段はどうしても高くなってしまいます。

賃料が高い分、メニューの値段も上げないと採算が取れないからです。

このため、レストランAではランチの値段をちょっと高めの金額に設定し、2000円で提供しています。

一方、レストランBは、レストランAと同程度の腕を持つシェフを雇っていますが、あまり立地の良くない場所に店を構えています。最寄駅から徒歩10分かかる立地です。

ですが、立地が悪い分、賃料がとっても安いんですね。

賃料が安い分、メニューの値段を下げても十分採算が取れます。

ですので、レストランBでは、レストランAよりも高級な食材を使いつつ、ランチの値段を1500円で提供しています。

 

みなさんは、レストランAとB、どちらに食事をしにいきますか?

品質=料理の味と考えると、レストランBの方が値段が安いのに高品質ですよね。

この例では、「値段が高い = 品質がいい」の構図が明らかに成り立っていないのが分かると思います。

料理の値段に、「立地」という料理の味とは全く関係ない要素が入ってきてしまうからです。

 

品物の価格は、ほかにも様々な要素から決まります。

広告費が価格に転嫁されている場合もありますし、人件費が高いだけの場合もあります。

これらのコストは、品物の品質には何の影響もないですよね。

こう考えると、「値段が高いもの=良いもの」っていうのは単なる思い込みだということが分かると思います。

 

「値段が高いもの=良いもの」という固定観念を捨てて、価格に対して品質がいいかどうか (コストパフォーマンス)をもとに買い物をするクセを身につけましょう。

具体的に使っている様子を想像する

高いお金を払って買ったのに、結局ほとんど使わずにゴミ箱行き…なんて経験はありませんか?

これは、浪費脳によくある「印象買い」が原因ですね。

印象買いとは、「なんか便利そう」とか「カッコいい」などの印象だけでモノを買ってしまう買い方です。

節約脳ではこのような買い方をしません。「買った後、どう使うのかを具体的にイメージしてから買うかどうか判断する」んです。

 

使い方を具体的にイメージした方がいい典型例は、ホームベーカリーですね。

「材料を入れてスイッチを押だけでお店のようなおいしいパンが食べられる」ってセールストークを聞くと、ついつい買っちゃいそうになりますよね。

手軽にパンが焼けるイメージですが、実際はけっこく面倒くさいんですね。

まず、普段使わないような材料を買ってくる必要がありますよね。強力粉とか、スキムミルクとか、無塩バターとか、ドライイーストとか。

しかも無塩バターってあまり日持ちしないですからね。わざわざ買うのはちょっと抵抗感がありますよね。

で、材料を計量する必要がありますよね。

測りがない家庭はまず測りを買う必要がありますし、軽量時に強力粉が舞ったりしますから新聞紙を敷いたりする準備も必要です。

で、材料を入れてスイッチを入れたら終わり…ではないですよね。

まずは台所まわりの片づけが要りますよね。強力粉が舞った台所の片づけはちょっと面倒くさいですし、焼きあがったらホームベーカリー自体を洗って仕舞う必要がありますしね。

しかも、これだけ苦労したわりに、お店でパンを買うより材料費は高くなっちゃいますからね。

だったら、最初からお店にパンを買いに行けばいいんじゃ?って気もしないでもないですよね。

 

このように、「材料を入れるだけで簡単」っていうキャッチフレーズの割には意外と面倒くさいですよね。

パンを焼くことが趣味で、それを楽しめる人にはとても良い商品だと思いますが、そうでない人は2、3回使ったら飽きて使わなくなるんじゃないでしょうか。

 

ホームベーカリーに限らず、「便利だと思ったけど意外と使わなかった」っていうモノは結構多いんじゃないでしょうか。

印象買いは無駄遣いの素です。

買った後の使い方を具体的にイメージすることで、印象買いを防ぎ、無駄な買い物を減らすことができます。

必要になってから買う

「今後必要になるから、今のうちに買っておこう」っていうのも浪費脳の考え方です。

実際に必要になってから買いましょう

 

この無駄遣いの典型的な例は、服のバーゲンセールですね。

例えば夏のバーゲンでは春ものを安く売っていますね。

このとき、「来年着れるから」っていう理由でバーゲンセールに手を出す方も多いんじゃないでしょうか。

確かにセール中は普段より安い値段で服を買えますが、来年その服を着たいと思うかは分からないですよね。

子供服のバーゲンセールで来年用の服を買ったとして、

  • 子供の成長が予想以上に早くて、サイズが合わなくなった
  • 来年子供が服の好き嫌いが激しくなってきて、「この服あんまり好きじゃない」って言って着たがらない
  • 来年もっとかわいい服が見つかって、そっちを着せたくなった

なんてことが起こるかもしれないですよね。

何が言いたいかというと、将来を予測して買い物をするのはリスクの高い行為なんです。

基本的には、「実際に必要になるまで待ってから買う」のが節約脳の考え方です。

ランニングコストを考える

浪費脳の人は、買うときにランニングコストまで頭が回らない場合が多いです。

 

典型的な例は、車でしょう。

車を買うとき、その車の値段だけしか考えないのはナンセンスです。

車を買うと駐車場代がかかりますし、ガソリン代もかかります。さらには保険代や税金・車検代までかかります。

このお金って意外とバカにならないんですね。例えば駐車場代が月3万円、ガソリン代が月1万円だとすると、年間50万円近くランニングコストがかかっちゃうんですね。

年間50万円って、旅行に5回は行けちゃう金額ですよね。

これだけのお金がかかることを承知の上で、車を買うことを決めたんであればいいんですが、そうでない方も多いんじゃないでしょうか。

 

ランニングコストは決してバカにならない出費です。

目の前の出費だけではなく、将来的に払わなければいけないお金すべてを考慮したうえで、買うか買わないかを決める必要があります。

まとめ

今回は、貯金をするための節約脳の考え方についてお話ししました。

「お金を貯めようと思っているのになかなか貯まらない」という方は、買い物に対する考え方が浪費脳になっているかもしれません。

考え方をちょっと変えて、節約脳にするだけで、ずいぶんとお金が貯まるスピードが速くなりますよ。

「自分は浪費脳かも…」って思った方は、この記事を参考に、節約脳の考え方で買い物をしてみてはいかがでしょうか。

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