「結婚はコスパが悪いから独身最強!!」みたいな風潮ってありますよね。
最近では敢えて結婚しない男性のことをソロ男なんて呼んだりしますしね。
彼らソロ男が掲げる結婚しない理由は、「独身の方が金銭的について余裕がある」かららしいんですね。
…結婚したことない奴に結婚後の懐事情がなぜ分かるのか不思議な気がしますが(笑)、恐らく彼らの想像ではそうなんでしょうね。
こんな感じで、「結婚はコスパが悪い」論がはびこっているわけですね。
共働き推進派のmiyaneとしては、この様な結婚=コスパ最悪みたいな風潮を見過ごせない訳ですよ。
お前ら何も分かってないな!!結婚はむしろコスパ最強だぞ!!って声を大にしていいたいわけです。
そもそも、「結婚のコスパが悪い」論って嫁さんが専業主婦になる前提の話ですよね。
確かに、相手が専業主婦の場合は、コスパが悪いと感じる場合もあるかもしれません。
自分で稼いだお金で家族を養って、「自分は嫁さんのATMじゃない!!」なんて思っている人もいるでしょう。
確かに、自分のために使えるお金が減ってしまうので、ある意味コスパが悪いって言えるでしょう。
ですが、今の世の中半分以上は共働き世帯なんですよね。
で、共働き家庭を想定すると、むしろ結婚はメチャメチャコスパがいいんですよね。
つまり、共働きすること前提で結婚すればいいんですよ。
そうすれば、「結婚 = 高コスパ」になるじゃないですか。
そこで今回は、共働きを前提にした結婚がいかにコスパが高いかについてお話します。
結婚が高コスパな理由
収入が増える
まず当たり前ですが、結婚して共働きすると収入が増えます。給料が二人分もらえるからです。
これって本当にスゴイことなんです!!夫と妻の年収が同程度だとすると、結婚すると一気に年収が2倍になっちゃいますからね。
働いたことがある方ならわかると思いますが、年収を2倍にするのって本当に大変なんですよね。
例えば今の年収350万円だとしましょう。で、昇給額は毎年1万円としましょう (毎年月給が1万円ずつ増えていく)。
すると、年収が2倍の700万円に達するのは、なんと約30年後なんです!!気の遠くなるような時間ですね。
実際には定期昇給の他に出世の可能性もありますので、もう少し早く700万円に到達する可能性はあります。ですが、年収を倍にするのはとても大変ということには変わりありません。
こんな30年もかかる昇給額を、一瞬で実現してしまう結婚って本当にスゴいと思いませんか?めちゃめちゃコスパ高いですよね?
支出が減る
結婚して夫婦一緒に生活するのと、結婚せずに二人がバラバラに生活するのとでは、圧倒的に結婚した方が月々の支出が減ります。
総務省の家計調査によると、単身世帯の消費支出は毎月約16万円となっています。
つまり、結婚せずに二人がバラバラに生活した場合の支出は、二人合計で毎月約32万円の支出になります。
一方、夫婦二人の世帯の平均消費支出は毎月約26万円 (一人当たり13万円)となっています。
つまり、結婚せずにバラバラで生活するよりも、結婚して一緒に生活した方が、月々6万円も支出が減るのです。
支出を減らしたいんであれば、結婚するのが何よりの節約になるんです。
ね?結婚はコスパが高いでしょ?
年金が増える
結婚すると年金が増えるのも大きなメリットですね。
片働きの場合は、自分の厚生年金+妻の国民年金が受け取れますし、夫婦共働きの場合には、厚生年金を二重取りすることができます。
例えば、月収30万円で一生独身だった場合、一月当たり約13万円の年金を受け取れます。
老後を生活していくにはかなり心もとない金額じゃないでしょうか。
実際、単身世帯の月々の平均支出は16万円ですので、未婚者の老後は毎月3万円貯金を取り崩す生活になってしまいます。
さらに、月収30万円の共働きの妻と結婚した場合には、一月当たり約26万円受け取れます。
年金額が倍になるってことですね。
しかも、二人世帯の一月当たりの平均支出は約26万円で、年金の受給額と同じ金額なんですよね。
つまり、仮に老後に突入する段階で全く貯金がなかったとしても、何の問題もなく生活できちゃうんですよね。
ね?結婚すると、現役世代だけでなく、老後まで豊かになっちゃいますよね。
結婚ってコスパが高いと思いませんか?
まとめ
今回は、「結婚は実はコスパが高い」というお話をしました。
共働きの場合は、自分の労働時間を変えずに、収入を倍増させることができます。
自分の収入を倍増するには長い年月と膨大な努力が必要ですよね。
ですが、結婚をすればあっという間に収入が倍増しちゃいます。
さらに、結婚することで月々の支出を減らすこともできますし、年金額も倍増するという利点もあります。
こんなにコスパのいい収入アップ&支出削減の方法は他にないと思いませんか?
ちなみに、結婚は節約においてとても重要なイベントです。
結婚式にはとてもお金がかかるからです。
ですが、逆に言えばお金を節約できるポイントでもあります。
結婚するときの節約ポイントについては、↓の記事にまとめましたので、参考にしてください。
>>結婚式の見積もりを値切るコツ|契約前の交渉&お得キャンペーンが節約のカギ