妻と夫のどちらが財布のヒモを握るのか?
夫婦の家計管理の悩みどころの一つですよね。
多くの家庭では、夫婦間でお金の権力争い(笑)が繰り広げられるんじゃないでしょうか。
一方、夫婦どちらも面倒くさくてやりたくないので、押し付けあいになる場合もあるかもしれませんね。
このように、「夫婦どちらか家計管理するか」はなかなか厄介な問題です。
今回は、筆者の独断と偏見で妻と夫のどちらが家計管理するべきかについてお話します。
夫が家計管理するのメリット
個人的な印象では、男性の方がお金の計算や数字を見るのが得意な場合が多いように思います。
実際、日本銀行の金融力調査によると、男性の方が女性より金融に関する知識を問う設問の正答率が高いというデータがあります。
ですので、
- 1年間の貯金計画を立てたり
- 住宅を買う時期や子供の学費をどう貯めるかなどのマネープランを立てたり
- 月々の収入と支出の総額を管理したり
- 住宅ローンの借り方 (変動か固定化)を決めたり
- 資産運用をしたり
といったような、家計の大きなお金の流れを管理するのは男性の方が得意だと言えるんじゃないでしょうか。
特に投資に関しては、男性の方が女性より投資に前向きというデータもあります。
また、男性の方がパソコンに強い傾向があるため、Excelをつかった家計管理やマネープランの管理などができる点もメリットですね。
妻が家計管理するメリット
一方、妻の方が、日々の支出を管理するのが得意な場合が多いんじゃないでしょうか。
実際、多くの家庭では家事育児などの負担は比較的女性の方が大きいでしょう。
となれば、食費や日用品などの日々の支出は夫より妻の方がよく把握しているわけです。
また、家計簿をつけたりするのも女性の方が得意な印象があります。
反対に、男性が家計管理をした場合に、家計の支出が全然現実的じゃない場合があります。
例えば、
「食費は3万で十分!」とか
「家計費は全部で5万円でやりくりしろ!」
とかいった経済DVまがいの家計費を強要しちゃったりする男性っていませんか?
このような現実的じゃない予算を作っちゃうのは、どの費目にどのくらいのお金がかかるかが分からないからなんですね。
ですので、特に夫が家事が全然だめで家計のことをまるで分っていない場合は、妻がお金を管理する方がいいでしょう。
結局は二人で管理が最強
夫、妻の家計管理の特徴をまとめると、
- 夫はお金の大きな流れを管理するのが得意
- 妻はお金の細かい支出を管理するのが得意
って言えます。
こうしてみると、夫が苦手なところは妻が、妻が苦手なところは夫が得意なんですね。
ということは、夫と妻がお互いの得意なことを担当して二人で家計管理すれば最強ですね。
また、夫婦のどちらか一人が家計をすべて管理するのは大変なので、そういった意味でも家計管理を分担するのはおススメです。
まとめ
今回は、夫婦のどちらが家計を管理すべきかについてお話しました。
家計管理に関しては夫婦それぞれ得意不得意があると思います。
お互いが得意なところを担当する形で家計管理を分担できれば、うまく貯金できる家庭になると思います。