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株価暴落時のとるべき対応は?|慌てる人とニヤける人の違い

つい最近、株式市場の急落がありましたね。

株式投資をやってる方の多くは、肝を冷やしたんじゃないでしょうか。

 

このように、基本的には株価が下落すると慌てる人が多いわけです。

でも、中には株価が下がると「チャンスだ!」ってニヤける人もいるんです。

 

今回は、株価下落時にどう対処すればいいのかについて考えてみましょう。

株価暴落時、フツーは慌てる

株価が急落すると、フツーの人は慌てます。(笑)

当たり前ですよね。

例えば株価が20パーセント急落したとき、時価で100万円だった株か80万円になっちゃいますからね。

たった数日で20万円も損したら、誰でもビックリしますし、株をやるのが怖くなる人もいるでしょう。

 

こういった株価急落に懲りて、「株は危険だからやめておけ!」って言う人が多いのもうなずけます。

でも、このような理由で株式投資を敬遠してしまうのは、とてももったいないことだと僕は思っています。

なぜなら、株価の下落は次のチャンスだからです。

株価下落でニヤけるのはこんな人

それでは、株価下落時をチャンスと捉えるのはどういった人なんでしょうか。

まず頭に浮かぶのは、株を空売りをしている人でしょう。

空売りとは、信用取引などを利用して株を借りて売ることです。

例えば、株価1,000円の株式を1000株、100万円分空売りしたとします。

その後、株価が700円まで下落し、1000株分買い戻して借りた株を返せば、100万円 - 70万円 = 30万円分の利益が出ます。

ですので、空売りをしている場合は、株が下落すると利益を上げることができます。

 

ですが、空売りは通常の株式投資より難しいという欠点があります。

まず、株を借りる必要があるため、貸し株金利などのコストが通常の株式投資より大きくなります。

また、長期的には株価は上昇する傾向があるため、下落時に儲かり、株価上昇時に損をする空売りは難易度が高いです。

ですので、相当の手練れでない限り、空売りには手を出すべきではないというのが僕の意見です。(ちなみに、僕は空売りを絶対にやりません!)

 

それでは、空売り以外に株価下落をチャンスととらえるためにはどうすればいいのでしょうか。

答えは簡単。現金ポジションを多く持っていればいいんです。

株の暴落をチャンスと考えるには現金ポジションが重要

なぜ現金をたくさん持っておくことが重要なのか、それは株価下落をバーゲンセールと考えることができるからです。

例えば、株式を500万円、現金を700万円持っているAさんを考えてみましょう。

Aさんは株価1,000円の株を5,000株持っていましたが、その後株価が急落し、700円になったとします。

株価が30%下がったので、30%×500万円 = 150万円の損失になりますね。

ですが、今700万円もの現金を持っていることを忘れてはいけません!

Aさんは手持ちの700万円で株を10,000株買いました。

その後、もし株価がもとの1,000円まで回復したらどうなるでしょうか?

もともと持っていた5,000株の損失がチャラになり、下落後に買った10,000株は300万円の利益になります。

つまり、下落後に株価が元の水準に戻るだけで、300万円もの利益が出るわけです。

 

こうして考えると、株の暴落はバーゲンセールなんです。

ほとんどの株価が、本来の価格より安く売られているわけですからね。

暴落後に適正水準に株価が戻れば、それがそのまま利益になるわけです。

つまり、株価の暴落でニヤける人は、バーゲンセールに出くわしとテンションが上がる人と同じなんですね。

 

ここで重要なのは、バーゲンセールで株を買うお金があるかどうか?なんです。

先ほどのAさんは、運よく700万円の余剰資金を持っていたので、暴落後に儲けることができたわけです。

つまり、暴落に備えてあらかじめお金を用意しておけば、例え株が暴落してもバーゲンセール!と思えるわけですね。

ですので、株価が上がれば現金を増やし、株価が下がれば株を買って現金を減らすという現金のマネジメントが株式投資では重要というわけですね。

まとめ

今回は、株価の暴落時に慌てない方法についてお話しました。

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