共働き

結婚・出産後も共働きを続ける3つのメリットとは?

結婚や出産って人生の一大イベントですよね。

で、その際選択を迫られるのが、嫁さんが仕事を辞めるか続けるかですね。

実際、結婚がきっかけで退職する女性って結構多いんです。

平成23年度内閣府男女共同参画局の調査によると、

結婚を機に約3割の女性が仕事を辞め、第一子出産後にさらに3割が退職します。

つまり、結婚・出産を機に約6割の女性が退職する計算になります。

 

仕事を辞める理由はいろいろあると思います。

代表的なのは、

  • 保育料が高い
  • 仕事と家事・育児の両立が大変
  • 子供ともっと一緒にいたい

などが挙げられます。

 

こういう意見がある一方、結婚・出産後に共働きを続けることにもメリットがあるんです。

実際、miyane家は結婚・出産後も共働きを続けてきましたが、個人的には金銭面以外にもたくさんのメリットがあったと思うんですよね。

今回は、結婚・出産後も共働きを続けるメリットについてまとめたいと思います。

老後を含めた収入が多い

まずは当たり前ですが、共働きは経済的に余裕があります。

収入が二つあるんですから、これは当然ですよね。

では、数十年先の未来に目を向けてみましょう。

老後に共働き家庭と片働き家庭がどうなっているかというと、共働き家庭の方がやっぱり余裕があるんです。

だって、年金も二重取りですから。

片働きのサラリーマン家庭では、年金は厚生年金 (夫)+国民年金 (妻)となります。平成27年度の平均ですと、月額20万462円です。

一方、共働きサラリーマン家庭だと、老後は厚生年金 (夫)+厚生年金 (妻)となります。平成27年度の平均ですと、月額26万8251円になります。

月々7万円近くも収入が違いますね。

さらに、退職金も二重取りです。

しかも、共働きは片働きよりも貯金額が数倍大きくなるので (ちゃんと家計管理していれば)、退職時の貯金額もかなり多いでしょう。

共働きの経済的メリット: 貯蓄スピードが7倍になるその理由とは?

 

このように、共働き家庭は現役時代だけでなく、老後も金銭的に余裕があります。

例え一時的に保育料等でお金がかかったとしても、共働きを続けた方が長期的には経済的メリットが大きいと言えます。

旦那が(強制的に)育児参加できる

共働きは夫婦ともに時間がなく、家事育児に追われやすいですが、これはとらえ方によってはメリットにもなります。

共働き家庭では、妻だけで家事育児を回すのは物理的に不可能になりますので、夫も家事育児を分担するのが必須になります。

(専業主婦家庭では戦力外の)夫が家事育児の重要な戦力になるんですね。

ですので、夫にも「自分が家事育児をやらないと家が回らない」っていう責任感というか義務感のようなものが生まれてくるんですね。

こうなると、「早く帰って家事育児をやらなきゃ」って常にプレッシャーがかかるので、夫はできるだけ残業しないように仕事を効率的に行うようになります。

また、飲み会の回数も減り、家に直帰するようになります。

妻は時短をとって短い時間でバリバリ働いているのに、自分だけのんびり残業したり、付き合いで飲みに行くなんてできないですからね。

仕事が忙しいなんていう言い訳、共働き妻の前では使えないんです。

 

個人的に、このメリットはとても大きかったと思います。嫁さんにとっても自分にとっても。

妻が経済的に自立できる

共働きを続けることの3つめのメリットは、妻が経済的に自立できることです。

これは夫婦というよりも、妻のメリットですね。

共働き家庭では、妻も夫も家計を支えているので、経済的にも夫婦は対等の関係になり、妻は夫の経済力に依存する必要がありません。

 

では、妻が経済的に自立していると、何がウレシイのか?

例えば、結婚・出産後に旦那が浮気癖を持っていることが判明したり、ギャンブル好きで家計のお金を使い込んでいた場合を考えるとわかりやすいです。

こんな旦那とは離婚したい!!って思ったとしても、妻が経済的に夫に依存している場合は、離婚したくてもできない場合があります。

子供がいる場合はなおさらです。

手に職がない専業主婦の自分が、子供に十分な教育を受けさせられるのかという不安から、なかなか離婚に踏み出せない方もいるんじゃないでしょうか。

しかし、共働きであれば話は別です。妻は経済的に夫から独立しているので、離婚しても自分の収入でなんとか生活できます。ですので、いざという時には離婚という選択肢をとることができるんです。

 

専業主婦を仕事として考えると、専業主婦は少しリスクの高い就職先と言えます。

妻の生活のほとんどの部分が夫の性格に依存しているからです。

旦那さんが優しい方であれば問題ないんですが、ギャンブル癖やDV持ちなど旦那の性格に問題がある場合は、専業主婦とはブラック企業に就職するようなものです。

しかも、経済的に夫に依存してしまっているので、「辞められないブラック企業」への就職になってしまいます。

ですので、「共働きとして働きながら家事育児は夫と分担する」という選択肢の方が、妻にとってはリスクの低い働き方と言えると思います。

 

今お話ししたのは、夫が浮気性とかギャンブル好きとか少し極端な例ですが、妻が経済的に夫から独立している場合のメリットは他にもあります。

例えば、お金の使い道に関しても意見を言いやすいでしょう。家をどこに買うかとか、車を何にするかなど、大きな買い物をする際にも、半分は自分の稼いだお金です。買い物の決定権は夫婦が半分ずつもっているはずですよね。

まとめ

今回は、結婚・出産後も共働きを続けるメリットについてお話しました。

まず、共働きを続けると夫婦の現在の年収が増えるだけでなく、老後の年金や退職金などの未来の収入も増えるというメリットがあります。

また、共働きをすると夫の家事育児に参加するモチベーションがあがること、また妻が夫から経済的に自立できるというメリットもあります。

 

-共働き
-, ,

© 2024 32歳で5000万円貯めた共働き貯金法