節約

貯金がないと何でダメなの?今すぐお金を貯めるべき4つの理由

貯金をする上で、モチベーションはとても大事です。

なぜ貯金すべきなのかがわからなければ、節約生活なんて続けられませんからね。

 

残念ながら、日本人の3割は貯金がゼロという調査結果があります。

多くの人は、「別に貯金ゼロでも困らない」って思っているのかもしれませんね。

ですが実際のところ、貯金ゼロは百害あって一利なしです。

すぐにでも貯金ゼロを抜け出して、お金を貯められる生活習慣にすべきです。

 

今回は、貯金がゼロだとどれだけ損をするのかについて具体的に考えてみたいと思います。

貯金ゼロからなかなか抜けだせない人は、ぜひ貯金のモチベーションにしてください。

生活にゆとりが持てない

貯金がゼロだと、突然の出費に対応することができません。

しかもそれだけでなく、何か不測の事態があったときの精神的なストレスがとても大きくなってしまうというデメリットがあります。

 

例えば、こんな状況を想像してみましょう。

夫が外出中に階段を踏み外して足を骨折し、1か月程度の入院が必要になってしまいました。

こんな時、ある程度の貯金があれば、焦らなくて済みますよね。

場合によっては夫の今月の給料がかなり少なくなってしまいますが、家計にゆとりがあれば大したことではありません。

家計のことは貯金からお金を出せばいいだけですからね。

入院が長引いても家計が困るわけではないので、「家計のことは心配いらないよ。ゆっくり休んでしっかり治してね。」なんて優しい言葉を夫にかけるゆとりも生まれてくるわけです。

 

一方、もし貯金が全くない場合だと、気持ちにゆとりを持つのが難しくなってしまいます。

普段から家計がトントンなのに、入院費がかさむうえに収入が減るとか、家計は火の車ですよね。

ただでさえ夫の怪我が心配なのに、それに加えて今月のやりくりの心配もしなきゃいけないのは、かなりのストレスです。

しかも、入院が長引くとそれだけ収入が減るので、どうしても夫に早く会社に復帰して働いて欲しいわけなんです。

心の底から「ゆっくり休んでね」とはなかなか言えないわけですね。

「早く治して働いてもらわないと困る」という気持ちが態度に出てしまったら、夫にとってもストレスですよね。

 

このように、お金のあるなしで万が一の時の気持ちのゆとりが大きく変わってしまいます。

ヘタをしたら、お金がないことが原因で夫婦仲が悪くなってしまうなんてことにもなりかねません。

ちょっとお金があるだけでも余裕が全然違うので、すぐにでも貯金ゼロから脱しましょう。

払わなくていい支出が増える

貯金がないと支出が増えます。

そして支出が増えるからさらに貯金できなくなる、という悪循環に陥ってしまいます。

 

わかりやすい例は、ローンでしょう。

たとえば、200万円の車を買うことを考えてみましょう。

貯金が200万円以上ある方は、ポンと現金で購入できます。

この場合、当たり前ですがローンのみ金利は払う必要がありません。

一方、貯金がなくて全額ローンで車を購入した場合はどうでしょう。

車のローン金利を5%とすれば、ローンの金利を年間10万円払う必要があります。

つまり、貯金があるのとないのとで、使えるお金が10万円違うということなんでね。

お金がないと、ローンを組まなければならないシチュエーションは多くなります。

住宅ローンは仕方がないとしても、結婚式、葬式、教育費などでもローンを使う場合があります。

消費者金融やカードローンに手を出す方もいるでしょう。

ある程度の貯金があれば、このような本来払う必要のない金利を負担せずに済みます。

 

一方、貯金がある場合は、むしろ使えるお金が増えるというメリットもあります。

例えば、600万円の貯金があり、それを配当金2%で株式投資することを考えてみましょう。

この場合、年間12万円の収入になります。

つまり、600万円の貯金があれば、月々1万円収入が多くなるということですね。

 

このように、貯金がなければ無駄なお金を払わなければならないのに対して、貯金があればその分多くのお金がもらえるわけです。

何かをあきらめないといけないケースが出てくる

人生には大きなお金がかかるイベントがいくつかあります。

例えば、結婚式。ちょっと豪華な式場で挙げようとすると、300~400万円かかります。

新婚旅行も、ヨーロッパに旅行に行くと二人で50~70万円かかります。

家を購入すると3000万円はかかるでしょう。

また、子供が私立大学に入学した場合は学費が100万円程度かかることもあります。

 

このようなイベントを前に、貯金がなければどうなってしまうでしょうか。

最悪、何かをあきらめなければいけないですね。

子どもに対して「私立はウチの家計ではムリだから、国公立にしてね」って言わざるを得ない日がきてしまうかもしれません。

そうならないように、予めお金を貯めて、準備しておきたいですね。

お金を貯めることがストレスになる

貯金ゼロ生活を続けると、貯金をすることがだんだん苦痛になってきてしまいます。

これぱ考えてみれば当たり前ですよね。

好きなだけお金を使う生活をずーっと続けてきたわけですから。

急に「今から節約してお金をためよう」って思い立っても、節約生活を苦痛に感じてしまいます。

貯金ゼロ生活を長く続けるほど、お金を貯めるのがつらくなってしまいます。

 

このような状況になる前に、なるべく早く貯金ゼロから抜け出しましょう。

まずは簡単に始められる固定費の見直しから始めるのが貯金ゼロ脱出への近道です。

まとめ

今回は、なぜ貯金ゼロだとダメなのか?について考えてみました。

貯金がないと様々なデメリットがあります。

今貯金がない!!って方は、まずは保険や通信費などの固定費を見直し、家計の改善を始めましょう。

-節約

© 2024 32歳で5000万円貯めた共働き貯金法