節約生活をしているつもりなのにお金が貯まらない!!って人は、もしかしたら自分に言い訳をして、知らず知らずのうちに浪費をしているかもしれません。
しかも、こういった言い訳って、なかなか本人は気づかないものなんですよね。
自分自身は言い訳とは思ってないわけです。
実際、僕自身もこんな経験があります。
数年前にタブレットを買おうか迷っていた時があります。
当時は英語の勉強をしていたんですが、
「ノートPCより軽くて持ち運びしやすいから、カフェで勉強するのに必要」とか
「スマホより画面が大きくて、調べ物するのに便利」
とか考えて、タブレットを買うことにしたんですよね。
でも、残念ながら結局タブレットはあんまり使わなかったんですよね。
考えてみれば当たり前で、がっつり勉強したいなら結局ノートPCをカフェに持って行って勉強するんですよね。
だって、タブレットにはキーボードがないですからね。
ネットで調べものをするのも、キーボードがあった方が早いですし、そもそもWritingの勉強はキーボードがないと非効率極まりないわけです。
結局、「タブレットが必要」だと思い込んでいたのは、タブレットを買うための言い訳だった訳ですね。
皆さんも似たような経験ってあると思います。
今回は、よくやってしまう家計管理の言い訳についてお話します。
これは必要だから削れない
本当は削れる費目なのに、「削れない」っていう言い訳(思い込み?)をしていませんか?
良くある言い訳は、
「車は必需品だから手放せない」
「保険は絶対に必要」
「子供の教育費は削れない」
とかですかね。
でも、よくよく考えてみるとどれも絶対に必要とは言い切れないんですよね。
都市部では車がなくても快適に生活できますし、
貯金があれば保険はいらないですし、
お金をかけずに子供を勉強させる方法だってあるわけです。
今一度、本当に支出が削れないのか考えてみることをオススメします。
みんなもこれくらいお金使ってるからいいよね
人間って平均って言葉に弱いですよね。
例えば、3人家族の食費が月7万円だとします。
これだけ聞くと「食費多いな」と思うかもしれませんが、実は日本全体の平均って3人家族で7万2934円なんですね。
すると、「平均は7万円超なんだ。じゃあむしろうまく節約している方じゃない?」って思っちゃいませんか?
でも、「平均と同じくらい = 家計としてOK」ってわけじゃ必ずしもないですよね?
平均は平均です。
日本国民の半分以上が浪費家だった場合、その平均を参考にしても意味ないわけです。
実際、個人的な感覚では食費7万は多いですね。
多いというか、工夫すればもっと節約できる金額だと思っています。
また、保険の平均も月3万円ってよく言われますよね。
これもどう考えても多すぎです。
多少の貯金がある家庭では、保険なんてそんなに要らないはずです。
これは投資だから浪費じゃない
英会話教室などの自己啓発系の浪費に多い言い訳ですね。
自己啓発費用は家計の聖域になりがちなので、注意が必要ですね。
特に英語は「喋れるとなんかカッコいい」というイメージがあるので、浪費しやすい費目です。
正規留学経験者が教える英語学習でお金をドブに捨てるNG行動3選
まずそもそも、「投資」という言葉を履き違えないようにしましょう。
投資って、「将来もらえるお金を増やすために、今お金を使う」ことですよ?
お金をもらえる見込みがないのにお金を使うのはただの浪費です。
例えば、TOEIC900点以上になれば給料が増える制度があるとか、宅建を取れば手当がもらえるというのであれば、資格取得のために使うお金は投資になります。
ですが、「英語が喋れるようになればなんとなく仕事の幅が広がりそう」程度の理由なのであれば、それは趣味の領域です。
というか、週一回英語学校に通う程度の努力で仕事として英語が使えるようになるほど英語学習は甘くありません。
ましてや、英会話学校に通ったおかげで海外の仕事がスムーズにできるようになり、給料アップ!!なんてのは夢のまた夢でしょう。
別に英語の勉強なんてやめちゃえ!!って言ってるわけではないですよ。
僕自身も数年前に英語を勉強しまして、とっても有意義な時間でしたし、英語を勉強すること自体はむしろオススメします。
ですが、ほとんどの場合、英語の勉強にかけるお金は投資ではなく趣味でしょう。
趣味として使える範囲のお金で、英語の勉強を楽しむべきですってことを言いたいわけです。
「投資」という言葉を言い訳にして、湯水のごとく自己啓発にお金を使うことはやめましょう。
まとめ
今回は、家計管理を破綻させるNGな言い訳についてお話しました。
家計管理の言い訳って自分ではなかなか気づかないものなんですね。
今回の記事を参考に、今一度自分の家計管理に言い訳がないか、思い返してみてはいかがでしょうか。