今回は、FXのオススメの利用法についてお話します。
といっても、FXを使って儲けよう!って話じゃないんです。
そもそも、僕はFXは投資ではないと考えています。
FXをやっていいのは、ギャンブル目的の人だけというのが僕の持論です。
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でもですね、実は僕もFXをよく使うんです (笑)。
もちろん、FXで一儲けしてやろう!なんて考えは皆無です。
FXをうまく使うと、外国株式を割安で買えちゃうんですね。
今回は、FXで外国株式をお得に買う方法についてお話します。
外国株式投資がオススメの理由
今回の話から少しそれますが、僕は投資先として外国株式 (具体的にはアメリカ株)を勧めています。
もっと具体的に言うと、米国株のETF (上場投資信託)がいいと思っています。
例えば、VanguardのS&P500 ETF (VOO)とか高配当ETF (VYM)とかですね。
僕がアメリカ株をオススメする理由は単純です。
日本株よりパフォーマンスがいいからです。
過去40年間の株価の推移を見てみれば一目瞭然です。
日本株の株価推移はコチラ。
一方、ダウの株価推移はコチラ。
解説するまでもありませんね。明らかにダウの株価が右肩上がりになってますね。
なぜアメリカ株の方がパフォーマンスがいいのか?を話すと長くなりますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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普通に株を買った場合の手数料
このように、外国株式 (特にアメリカ株)はとても魅力がある金融商品なんですが、一つ難点があります。
それは、為替手数料がかかることです。
投資は金額が大きいので、この為替手数料はかなり大きな支出になってしまいます。
例えば、僕がよく利用しているSBI証券で外国株式を100万円分買う場合に、いくら為替手数料がかかるか計算してみましょう。
SBI証券で外国株式を一番簡単に買う方法は、円貨決済です。
一般に、外国株式を買うには、
- 外貨 (ドル)を買う
- 株式の注文を出し、外貨で決済する
という2段階の手続きが必要です。
ですが、円貨決済では、外国株式を直接円で買えるんです。
つまり、わざわざ外貨を準備する必要がないので、とってもラクチンなんですね。
でも、円貨決済にはデメリットがあります。
為替手数料が高いんです。
円貨決済の場合、為替スプレッドとして25銭の手数料がとられます。
1ドル=100円として、1万ドル (=100万円分)を買った場合は、
1万ドル × 25銭 = 2,500円
の為替手数料がかかります。
往復分で5,000円も為替手数料を取られてしまいます。
FXを利用するとこれだけ手数料がお得になる
実は、FXを利用することで為替手数料を劇的に安くすることができます。
先ほど、米国株円貨決済の為替スプレッドは25銭と言いました。
ですが、FXを利用すれば、為替スプレッドはなんと0.5銭まで安くなります。
1ドル=100円として、1万ドル (=100万円分)を買った場合、為替手数料は
1万ドル × 0.5銭 = 50円
しかかかりません。
なんと手数料が1/50になってしまいました。
もちろん、FXの場合、為替スプレッド以外の手数料は全く支払う必要はありません。
50円ポッキリです。
FXの口座を開いて、クリック一つで円をドルに替えるだけで、2450円も手数料が安くなるわけです。
「FXは投資じゃない!」と公言している僕が、FXをオススメする理由が分かりましたでしょうか。
注意ポイント
FXでドルを買う(正確には現引き)するには、最低1万ドル単位での取引が必要です。
つまり、ざっくり100~120万円程度を投資資金として用意できなければ、FXを使った為替手数料の節約はできませんので、ご注意ください。
まとめ
今回は、FXのお得な利用法についてお話しました。
FX自体は投機ですので、あまり良い印象を持っていない方も多いでしょう。
ですが、うまく使えば外国株式の手数料を節約できるというメリットもあります。
資産運用を外国株式で考えている方は、FXを利用することを検討してみましょう。