夫のギャンブルのせいでお金が貯まらない‥
こんなお悩みを持つご家庭も多いんじゃないでしょうか。
実際、ギャンブルは家計の大敵です。
やってる本人は
「絶対にいつか一攫千金を当ててやる!!」
って気持ちで自分の実力を信じているのかもしれません。
また、もうちょっと控え目に、
「プラマイゼロで遊べたら御の字。あわよくばギャンブルで儲けられれば…」
程度の気持ちでただ楽しんでいるだけなのかもしれません。
ですが、いずれにしてもギャンブルを甘くみすぎです。
例えば競輪・競馬では、1万円お金をかけると平均では2500円損します。
宝くじでは1万円当たり5500円も損します。
パチンコも平均的には一時間当たり2000円損する計算になるそうです。
つまり、基本的にはギャンブルはやればやるほど損するものなんです。
こういう話をすると、「いや、それは平均だろ?オレは平均以上の実力や運を持ってる!!」って考える人が必ずいます。
ですが、このような考え方も甘いです。
株式投資をしたことがある方なら分かると思いますが、平均を上回るのは本当に難しいんです。
実際、世の中のプロが運営するファンドで市場平均を長期的に(10年以上)上回るファンドは皆無といわれています。
投資のプロが出来ないものを私たち一般人がやってもそら無理ですよね。
ギャンブルの場合は、平均がマイナスですからね。さらに難しいんです。
一般人が平均を大幅に上回って収益をプラスにするのは、不可能とまでは言わないまでも、相当の才能と努力が必要になります。
余談が長くなりましたが、家計のことを考えるとギャンブルは絶対にやめるべきです。
ここでは、ギャンブルをやめるための3つの方法を紹介します。
ギャンブルに近づかない
ギャンブルにお金を使わない一番いい方法は、ギャンブルに近づかないことです。
ギャンブル依存症っていう病気があるくらいですから、賭け事はとてものめり込みやすいものなんです。
誰でもギャンブルにハマってしまって、大金を失ってしまう可能性があります。
ですので、そもそもギャンブルを始めないことが一番の対策です。
また、すでにギャンブルを始めてしまった人は、のめり込む前にギャンブルと距離を置きましょう。
また、どうしてもギャンブルを辞められない人は、病院を受診してみるのもいいかもしれません。
実際、日本人の9.6%がギャンブル依存症の疑いがあると言われています。
約10人に一人ですので、かなり多い割合ですね。
200世帯のマンションだと、そのうち20人が依存症の疑いがある計算になりますからね。
ギャンブル依存症は決して珍しい病気ではないということですね。
家計簿ならぬギャンブル簿をつける
ギャンブルが好きな人の多くは、自分がどれだけ負けているかを把握していません。
ギャンブルに勝った時のことはよく覚えている一方、負けた時のことはすぐに忘れてしまうのが人間です。
ですので、「結構勝ってるから、トータルでみてもトントンくらいじゃないかな?」なんて思っていても、実際には大負けしていた、なんてこともあるでしょう。
そこで、月にいくらギャンブルに使っていくら損をしたのか、その収支を把握することをオススメします。
家計簿ならぬギャンブル簿ってわけですね。
個人的には家計簿をつけることは大反対ですが、ギャンブル簿をつけることには大賛成です。
ギャンブル簿をオススメする理由は、どれだけ損をしているかを知ることで、「ギャンブルはもったいない」という意識を持つことができるからです。
今まで「トントンくらいかな」と思ってギャンブルを楽しんでいた人が、「先月は3万円の損、今月は7万円の損…」といった具合に現実を知るのはとてもショッキングですよね。
で、このようなマイナスが続けば、ギャンブルに行くのも嫌になってくるでしょう。
変わりに投資を始める
ギャンブルをする人のなかには、ギャンブル自体が好きなわけではなくて、お金を稼ぐことが好きな人もいるでしょう。
そういう人は、ギャンブルの代わりに投資を始めるのもオススメです。
苦労せずにお金を稼ぎたいならギャンブルはいい方法じゃないからです。
ギャンブルは平均すると損をするモノですが、投資は平均すると得をするモノですからね。
比べるまでもなく、投資のほうがお金儲けに向いていますよね。
まとめ
今回は、貯金の大敵であるギャンブルについてお話しました。
ほとんどの人にとって、ギャンブルはお金を儲けるどころか大金を失ってしまうものです。
家計管理のためにはできるだけギャンブルには手を出さないようにしましょう。