節約生活を長く続けるのって、結構難しいんですよね。
いつの間にか家計管理がいい加減になってきたり、節約のための家族の決まり事を守らなくなってきたり…
こういった、いわゆる中だるみ期間は、貯金生活を続けるうえで避けて通れない道です。
今回は、そんな節約の中だるみを解消する方法についてお話します。
「最近ちょっと無駄遣いが増えてきたかも」って方はぜひ参考にしてください。
今までの貯金額を確認する
中だるみを感じたら、まずは今までの成果を確認してみましょう。
「計画よりも貯まってる!!よっしゃ!もっとがんばろう!」って思うかもしれないですし、
「思ったより貯まってない…もっとしっかり貯金しないと…」って思うかもしれません。
どちらにせよ、今までの節約生活の結果がどうだったかを確認するのはモチベーションをあげる上でとても重要です。
また、今までの貯金生活の成果を家族と共有するのもオススメです。
自分だけじゃなく、家族も中だるみになりやすいからです。
miyane家も、なるべく節約を意識しなくて貯金できるよう工夫していますが、少なからず家族に我慢してしもらう事はどうしてもあります。
例えば、嫁さんが外食したいといっても、「今週はお金使いすぎちゃったから、ごめんけど外食は来週ね」なんてこともたまにあります。
こういうことが重なると、だんだんと家族も節約疲れになってきちゃいます。
そして、いつのまにか中だるみになっちゃうんですよね。
こういったことを防ぐためにも、家族と今までの貯金の成果を共有することはとても重要です。
「今までの2年間で300万円貯まったよ!!」と言っておくだけでも、家族の心の持ちようがだいぶ違ってきます。
節約ルールを作り直す
貯金を始めたとき、家族で守る節約ルールを作ることが多いと思います。
例えば、「食費は一週間で1万円まで」とか、「小遣いは夫婦それぞれ3万円ずつ」とかです。
ですが、中だるみ期間に入ってくると、節約ルールが形骸化してしまうことがあります。
食費は1週間1万円って決めていたのに、週末になるといつもお金が足りなくなって、毎週3000円程度家計から補充していたり。
こういったルールって、一度破ってしまうと、もはや役に立たないんですよね。
ルールを破ることが普通になっちゃって、守ろうとする意識がなくなっちゃうんです。
いわゆるモラルハザードってやつです。
こうなってしまったら、一度今までのルールを捨てて、もう一度ルールを作り直す方が懸命です。
食費が週一万円だとルールを守れないんであれば、週1.3万円に増やして、別の費目を3000円削ればいいんです。
また、費目の担当を変えるのもいいでしょう。
今まで妻が食費管理をしていたのであれば、今度は夫が担当すればいいんです。
夫にとっては新しく食費の管理を始めるわけですので、決められたルールを守ろうと努力するでしょう。
このように、新しくルールを作り直せば、心機一転、またルールを守ろうとするモチベーションが出てきます。
貯金口座を空にする
いったん今までの貯金の成果をリセットするのも中だるみを解消する上で有効です。
もちろん、せっかく貯まったお金を全部使ってしまえ!って言ってるわけではありません。
ただ単に貯金口座に貯まったお金を別の口座に移して、口座残高を一度ゼロにリセットするだけです。
たとえば、貯金口座に500万円の残高がすでにある場合を想像してみてください。
通帳の¥5,000,000って数字を見ると、何となく安心しちゃうんですよね。
結構お金あるじゃんって。
そうなると、これだけ頑張ってきたんだからもう十分なんじゃない?ちょっと使っても大丈夫でしょ!っていう気持ちが生まれてきちゃうんですね。
こういった気持ちを持ってしまうと、だんだんと貯金が増えなくなってしまうんです。
ここで、一旦貯金口座の残高を別の口座に移して、貯金をリセットすればどうなるでしょうか。
もちろん、頭の中では「別の口座に数百万円の貯金がある」ことは分かってるんです。
でも、貯金口座の少ない残高をみるたび、「頑張って貯金を増やそう」って気持ちになれます。
実際、miyane家では貯金口座の残高が1000万円を超えるたびに、残高を別口座に移しています。
こうすれば、「もう一度口座が1,000万円になるまでしっかり家計管理しよう!」って気持ちになれますよ。
だまされたと思って、一度試してみてください。
まとめ
今回は、貯金の中だるみを解消する方法についてお話ししました。
貯金を続ける上で、中だるみはいつか必ずやってきます。
そんなとき、今回の記事が参考になれば幸いです。