「よし、食費を削ろう!!」って思い立って食費の節約を始めてみたものの、なかなか続かない…
こんな経験はありませんか?
だんだん作るのが面倒くさくなって、どうしても外食や総菜が増えちゃいますよね。
また、家族に美味しいものを食べさせたいっていう思いから、いつの間にか食費が増えちゃう場合もありますよね。
ご飯を頑張って作って、子供や夫(もしくは妻)が「美味しい!!」って言ってくれたら嬉しいですもんね。
食費を減らすのって家計管理上とっても重要なんですが、なかなか続かないものです。
今回は、食費の節約を続けるためのモチベーションの保ち方についてお話します。
料理を趣味にする
どうしても総菜に頼ったしまって食費がかさんでしまう方にオススメなのが、料理を趣味にしてしまうことです。
料理自体が好きになってしまえば、「面倒臭いから惣菜」ってことがなくなります。
また、自分の料理が好きになってくると、そもそも惣菜とか買いたくなくなってくるんですよね。
だって、買ってきた総菜より自分が作った方が美味しいですからね。
ですので、おのずと自炊が増えてきます。
問題は、どうやって料理を好きになるかですよね。
まず、料理を家事と考えないようにしましょう。
料理を家事ととらえると、やらなければならない仕事のひとつに思えてきて、料理をするのが苦痛になってきます。
そうではなくて、自分の好みの味付けで好きなモノを食べられる行為ととらえましょう。
自分の料理の腕が上がれば上がるほど、おいしい料理が手ごろな値段で食べられるようになるんです。
このように考えれば、料理を作るのが苦痛ではなくなると思います。
また、土日などの時間に余裕がある日に、いつもと違う料理を作ってみるのもオススメです。
例えば、料理のレパートリーに和食が多い場合は、アジア料理だとか中華料理に挑戦してみるのもいいでしょう。
普段と違った種類の料理を作ると、「この料理こんなにおいしかったんだ」とか「今までと味付けが全然違う」といった驚きや発見があります。
すると、「また今度この料理作ろう」ってなるので、平日の献立を立てるのが楽しくなっていきます。
料理のコスパを楽しむ
食費の節約を続ける上では、料理のコスパを楽しむのもいい方法です。
料理のコスパとは、つまり「こんなに安い食材でこんな美味しいものが作れた!!」ってやつですね。
高級食材を使って手間暇かけたら美味しいのは当たり前ですよね。
お買い得な食材を使って料理を美味しく作るのが、節約料理の醍醐味だと思いませんか?
それでは、コスパの高い料理を作るためのヒントをご紹介しましょう。
ちょっとしたひと手間をかける
ちょっとひと手間をかけるだけで、食費って節約できるんです。
なぜなら、スーパーで売っている食材には、食材自体の価格に加えて、加工費などの費用が上乗せされている場合があるからです。
一番わかりやすい例は、刺身でしょう。
スーパーで売られている刺身って短冊の状態のものと切られてすぐに食べられるものの2つの種類がありますよね?
で、どっちが安いかというと、短冊の状態の方が圧倒的に安いですよね?
100g当たりの金額に直すと、場合によっては倍近く価格が違うこともあるんじゃないでしょうか。
じゃあ、この値段の違いって何なのかというと、短冊を切る手間代なんですよね。
品質の違いじゃないんです。
つまり、「短冊の刺身を包丁で切る」っていう大したことのない手間をかけるだけで、食材の質を下げずに2~300円の節約ができちゃうんですよね。
お肉の場合も同様です。
「カレー用」などのぶつ切り肉を買うより、ブロックで買った方が断然安いですよね。
これも手間代の違いです。
このように、ほんの少しの手間をかけるだけでコスパの高い料理ができちゃうんです。
国産じゃないとダメという固定観念を捨てる
コスパの高い料理を作るもう一つの方法は、国産以外の食材を使うことです。
例えば、アメリカ産豚肉とかオーストラリア産牛肉とかブラジル産鶏肉とか、様々な輸入食材がスーパーに売られています。
ですが、「国産の食材しか使わない」と決めている家庭も少なからずあるんじゃないでしょうか。
食材にこだわるのは必要なことですが、果たしてなんでもかんでも国産である必要は本当にあるんでしょうか?
「国産以外はちょっと怖い」とか「国産以外のお肉は不味い」とか思っている方は、普段自分が本当に外国産の食材を口にしていないのか、今一度考えてみることをオススメします。
例えば、国産の食材にこだわっているご家庭でも、外食ってしますよね?
お子さんが小さい場合はファミレスにもいくんじゃないでしょうか。
で、ファミレスで使われているお肉がすべて国産かというと、そんなワケはないですよね (ファミレスチェーンにもよりますが)。
例えば、デニーズでは鶏肉はブラジル産やタイ産を使用していますし、牛肉はほとんどオーストラリア産です。
また、会社の社食で昼ごはんを食べる方も多いと思いますが、原材料はほとんど輸入品じゃないでしょうか。
このような状況で、家のご飯だけを国産にこだわる意味ってあるんでしょうか?
いや、「ウチは一切外食しない!!ご飯は手料理だけ!!」って人は国産にこだわる意味はあるかもしれませんが、大抵の家庭はそうではないでしょう。
また、外食した時に、「ムム!!お肉が不味い!!これは国産じゃないな?」なんていちいち考えますか?
いや、確かに国産牛肉とオーストラリア産牛肉では味が違いますが、それでもファミレスとかでお肉を食べて「不味い」と感じる人はあまりいないんじゃないでしょうか。
このように考えると、「食材は国産にこだわる」っていうのはあまり意味がないように思えてきませんか?
特に収入が高い家庭ほど「食材は国産じゃないとダメ」というこだわりを持っている人は多いんじゃないでしょうか。
ですが、普段生活するうえで、知らず知らずのうちに外国産の食材は既に口にしているはずです。
「食材は国産じゃないとダメ」という固定観念にとらわれず、リーズナブルな食材も買うのが賢明だと思います。
まとめ
今回は、食費の節約を続けるための方法についてお話しました。
食費は意外と家計に与える影響が大きい費目です。
継続的に節約を続けられるよう、頑張りましょう。