今回は、スーパーマーケットを賢く使う方法についてお話します。
月々の支出で、食費って結構大きな割合を占めるんですよね。
子供がいるご家庭では特にそうでしょう。
一か月に7~8万円を食費に使っている場合もあるんじゃないでしょうか。
一人暮らしの時はそう大きな負担ではないんですが、家族が増えるにつれて食費は家計の悩みの種になってきますよね。
食費の節約で有効なのは、安いスーパーで買い物をする事です。
食費が月8万として、今より3割安く買い物できれば、食費を5.6万円まで押さえることができます。
月々2.4万円、年間で28.8万円も節約になります。
この節約効果は大きいですよね。
それでは、スーパーでお得に買い物をするコツについてお話します。
「安かろう悪かろう」の考えから脱却する
スーパーで安く買い物をするためには、まず第一に「値段が高ければ品質が良い(逆に値段が安ければ品質が悪い)」という考えを捨てる必要があります。
この考えだと、なかなか食費を節約することは出来ません。
なぜなら、「家族(特に子ども)には良いものを食べさせたい」と思うと、ついつい高い食品を選んでしまうからです。
では、どうすればいいのかというと、安かろう悪かろう思考を捨てて、「コスパの高い商品を選ぶ」ようにすればいいんです。
実際、値段の高いスーパーと安いスーパーを比べてみると、必ずしも「安かろう悪かろう」ではないことにすぐに気づくと思います。
一番分かりやすいのは、ヨーグルトのプチダノンとか、かっぱえびせんとかのメーカー商品の価格を比較することです。
実際に比較してみるとわかりますが、こういう大量生産品も、激安スーパーの方が値段がお高めのスーパーより安いんですよね。
でも、品質は絶対同じですよね。だって同じ商品ですから。
ということは、激安店スーパーで買ったほうがコスパは良いですよね。
同様に、生鮮食品も必ずしも安かろう悪かろうではないです。
例えば、形が悪かったりサイズが小さいだけで価格は安くなるわけですからね。
野菜は切ればもとの形なんて分からないので、こういう野菜はむしろお買い得ですよね。
まずは安かろう悪かろう思考から脱却し、「安くて美味しいものを選ぶ」という考えでスーパーの買い物を楽しんでみましょう。
出来れば2つ以上のスーパーを使いまわす
お気に入りのスーパーを一つに絞るのは買い物が楽なんですが、これはあまりオススメしません。
なぜなら、たいていのスーパーでは安いものがあれば高いものもあるからです。
特売をよくするスーパーは特にそうなんですが、ある品物を安くした分、別の品物を少し高めに値段設定する場合があるからです。
これはスーパー側の戦略ですね。
例えば、夕飯にカレーライスを作ろうとしていたところ、お肉の特売の広告を見つけたとします。
お肉狙いでスーパーに行くと、ついでに他の夕飯の材料もそのお店で買いますよね。
例えば、カレーだとニンジン、ジャガイモ、玉ねぎは必須です。
付け合わせにサラダを作るんであれば、レタスやきゅうりも買っちゃいますよね。
この「ついで買い」狙いで、スーパー側は野菜を普段より少し高めに値付けしたりするんですよね。
こうなると、お肉の特売狙いでスーパーに行ったのに、実はトータルではむしろ高くついていた、なんてことになりかねません。
こういった事態を防ぐためには、行きつけのスーパーを2つ用意しておくことです。(家の近くにスーパーが2つ以上ある方限定ですが…)
こうしておけば、特売のお店では特売品だけを買って、残りの食材を他のお店で買うことができます。
また、一般に「お肉が安いスーパー」、「野菜が安いスーパー」、「お魚が安いスーパー」など、スーパーにも得意不得意があります。
ですので、「野菜はこのスーパーが安い」「お肉はこっち」というように、どのスーパーで何を買えば安く買い物できるのかを把握しておけば、さらに食費の節約になります。
まとめ
今回はスーパーをお得に使い倒す方法についてお話しました。
食費は意外と家計に占める割合が高く、節約効果が高い費目です。
激安スーパーを使い倒して、効率的に食費の節約をしましょう。