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マンションvs戸建て: メリットとデメリットのまとめ

マンションか戸建てか、家を買うときの大きな悩みの一つですよね。

実際、戸建て住宅とマンションの比率はそれぞれ55%と45%となっており、ほぼ半々です。

 

それでは、マンションと戸建てのどっちがいいのでしょうか。

残念ながら、「それは人による」が答えです。

マンションと戸建ては一長一短あるので、一概にどちらがいいとは言えません。

自分に向いている方を選ぶのが正解です。

 

そこで、今回はマンションと戸建てのメリットデメリットについてまとめました。

自分は戸建て派なのかマンション派なのかを考えるきっかけになれば幸いです。

戸建ては駐車上代がかからない

マンションの駐車場代って本当に高いですよね。

都市部では車一台で3万円とかしますしね。

しかも、マンションによっては駐車場が足りない場合もあって、自宅から離れたところに車を駐車場を借りなきゃいけないケースもありますからね。

 

正直、月3万円の支出ってかなり大きいです。

年間で36万円になりますからね。

一般的な家庭の1か月分の給料が「車を一年保管するためだけ」になくなるわけですからね。

こう考えるとかなりもったいなく思えてきませんか?

 

ですが、持ち家であれば駐車場代を払う必要はありません。

車を持つ予定であるなら、マンションよりも戸建てのほうがいいかもしれませんね。

戸建ての方が騒音を気にしなくていい

また、戸建ては家と家が離れているので、比較的騒音を気にしなくてもいいといメリットもあります。

子どもがいる家庭ですと、「子供が騒いでもいいように」という理由で戸建てを選ぶ方もいるでしょう。

特に小さい子供は家の中を駆け回りますからね。

マンションだとドタドタとした足音は響くので、近所迷惑になっていないか気になりますよね。

 

また、子どもに楽器をさせたい場合は、ほぼ戸建て一択になりますよね。

マンションで楽器をさせるには、防音室必要になりますが、ファミリー向けの楽器OK物件はほとんどないんじゃないでしょうか。

光熱費はマンションの方が安い

意外と盲点なのが、光熱費はマンションの方が安いことですね。

マンションは断熱性に優れているんで、冷暖房にお金があまりかからないんですよ。

実際、僕は子供のころ田舎の一軒家に住んでいましたが、冬場はストーブでした。

親が灯油を買ってきて、朝起きたらストーブつけて…って生活でしたが、光熱費はかなりかかっていたと思います。

今現在、僕は東京の賃貸在住です。

夏は冷房を、冬は暖房をつけっぱなしで快適な生活を送っています。(猫がいるので温度調節が必要って言う理由もありますが…)

マンションだと本当に電気代は安いですね。先月 (11月)も24時間30日エアコンつけっぱなしでしたが、電気代はたったの8,743円でしたからね。

ちなみに、エアコンを24時間つけっぱなしにすると意外と電気代がかからないっていうのは節約豆知識です。

ぜひ覚えておきましょう。

 

光熱費では、圧倒的にマンションが安上がりですね。

計画的に修繕費を準備しやすいのはマンション

また、修繕積立を徴収してくれるのもマンションの魅力ですね。

自宅の修繕費で予定外の支出があまり発生しないのは、家計を管理しやすいですよね。

 

一方、戸建ての場合は修繕費の準備も自己責任です。

外壁の手入れとか屋根のメンテナンスのお金を自分で計画的に準備しなければなりません。

例えば外壁塗装では、一回で5~60万円程度にもなり、かなりのお金がかかります。

数か月かけて計画的に準備する必要がありますね。

また、住宅の寿命は20年ちょっとと言われており、木造住宅の平均建て替え年数は2~30年と言われています。

ですので、建て替えも見据えて、1~2千万円程度のお金を数十年単位で準備する必要もあります。

戸建ての場合は、これらを全て自己責任で、計画的に準備しなければなりません。

老朽化がマンションの一番の懸念点

一方、マンション購入を検討する場合の一番のネックは、4~50年後にどうなってるのか分からないことじゃないでしょうか。

戸建ての場合は簡単です。古くなったら建て替えればいいんですから。

ですが、マンションの場合はそんなに簡単にはいきません。

修繕積立金はマンションの維持を行うためのものであって、建て替え資金をプールしているわけではありません。

ですので、マンションの建て替えをするには莫大な資金を入居者全員から集めなければなりません。

ですが、マンション購入後4~50年も経っていれば、入居者はみんな年金生活者でしょう。

年金生活者がマンション建て替えのために数千万円ものお金をだせるのかといえば、なかなか難しいでしょう。

最悪、自分は建て替え資金はあるのに、他の入居者のせいで築50年以上たった古いマンションに、修繕積立と管理費を毎月5万円程度払って住み続けなければならない…なんてことになるかもしれません。

 

さらに言うと、タワーマンションはそもそも技術的に建て替えができないそうです。(建てられはするのに取り壊しができないって言うのはなんだか奇妙な話ですが。)

ですので、タワーマンションを買った場合は、古くなってもずーっとそこに住み続けるしかないわけですね。

売って引っ越すという手もありますが、古くなりすぎてしまうと買い手がつかないという場合もあるでしょう。

相続の時も困るかもしれませんね。

売れない・建て替えられないのに毎月修繕積立と管理費がとられる物件となり果ててしまっているかもしれないですからね。

もしそんな状況になってしまっていたら、負債以外のなにものでもありませんね。

 

このように、マンションは遠い未来のことを考えると、「どうなるか分からない」というデメリットがあります。

まとめ

今回は、マンションv.s.戸建てについてお話しました。

マンションと戸建てはどちらも一長一短あります。

どちらが正解ということはないので、自身のご家庭の状況にあったものを選ぶのがよいでしょう。

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