格安スマホは通信費を節約するのにとっても有効な方法ですが、一つだけ難点があります。それは通話料の無料プランがないことです。
Lineがあるじゃん!って思うかもしれませんが、Lineだと友達や家族以外には電話出来ないんですよね。レストランの飲み会とか、仕事関係で知り合った人とかにはどうしても電話になっちゃいませんか?
今回は、格安スマホで通話料を節約する方法についてお話します。今まで無料通話プランがなくて格安スマホに乗り換えるのを躊躇してた方は必見の内容です。
Fusion IP-phoneを使おう
結論からいいますと、IP電話のFusion IP-phoneを使うのがオススメです。無料通話にはなりませんが、基本料なしで通話料が割安になります。
Fusion IP-Phoneってなに?
楽天コミュニケーションズが提供するIP通話サービスです。
公式ホームページによると、
IP電話とは、電話網の代りに「IP網」を経由して音声をやりとりする通話です。VoIP(Voice over IP)技術を活用し、IPネットワークを介した音声のやり取りにより、公衆電話網を用いることなく、電話サービスを実現する技術です。
だそうです。はい、意味わかりませんね。
とりあえず細かいことは無視して、月額基本料0円で通話料がメッチャ安くなるサービスだと思っとけばいいです。
もうちょっと詳しく説明すると、
- 月額基本料、初期費用無料
- ネットで登録すると電話番号がもらえる
- 電話番号は050-xxxx-xxxx
っていうサービスです。「電話番号が新しくもらえるって、今持ってる電話番号はどうすればいいの?」って思う方も多いと思いますが、安心してください。2つの電話番号を1つのスマホで使えるんです。
つまり、発信するときは2つのうち1つの電話番号を選んで発信できますし、2つの電話番号両方ともを着信できます。
なによりウレシイのが初期費用、月額基本料が無料ってことです。つまり、入会ししても、気に入らなけりゃ使わなきゃいいんです。使わなければお金が全くかからないんですから。
通話料ってどれくらいなの?
で、気になるのはどれだけ通話料が安くなるか、ですよね。
料金体系はいたってシンプルです。
- 国内の携帯・固定電話、国際電話: 30秒8円
- IP-phone同士: 無料
基本は30秒8円ってことですね。イオンモバイルの場合は、30秒20円程度の通話料なので、半額以下になります。
実は海外旅行時にとっても便利!
個人的にFusion IP-phoneで一番メリットが大きいと思うのが、国際通話も30秒8円で格安なところなんですよね。
海外旅行に行ったときとか、たまに国内の友達や家族、場合によっては職場に電話かけなきゃいけない場合もありません?
そんな時に、通話料を(ほぼ)気にせず話せるのはいいですよね。
あと、ネット回線があれば海外でも電話できるっていうのもありがたいんですよね。例えば、ホテルのwifiを使えば、電話できちゃうんで。海外旅行に行く予定のある方は、とりあえず入れといたら便利ですよ。
デメリットは?
こんなに安くて便利なFusion IP-phoneですが、残念ながらデメリットがあります。
つながらない電話番号がある
例えば、無料通話の0120はIP電話からは繋がらないので注意が必要です。
ただ、携帯電話の番号(090-xxxx-xxxx)を持っている人は、そっちからかければいいんですよね。無料通話なのでお金もかからないですし。
ですので、ほとんど問題になることはないでしょう。
音質があまりよくない
はい。音質は結構悪いです。
電話が聞こえづらかったり、運が悪いとロボットボイスみたいになったりします。
いっつも音質が悪いわけではないので、ぜんぜん使えないわけではないんですが…ある程度の割り切りは必要です。なんたって通話料が安いんですからね。
ただ、仕事関係など、重要な相手先には使うのは控えた方がいいでしょう。
受信ができない場合がある
電話として致命的な気もしないでもないですが(笑)、機種によっては受信ができない場合があるようです。
ただ、このような場合も発信専用で使えばいいっちゃいいんですけどね。
受信は通常の電話番号で受ければいいわけですからね。電話を受けるのに通話料はかかりませんから。
まとめ
音質が悪いなど、多少のデメリットはあるものの、コストを考えるとIP電話はオススメの通信費節約法です。
無料通話がないという理由で格安スマホを躊躇している方は、Fusion IP-phoneと格安スマホを併用するのも一つの手でしょう。