お金の雑学

ケチと倹約家の違いについて考えてみた

世の中には、2種類の貯金上手がいるって知ってましたか?

そう、ケチな人と倹約家の人です。

ケチも倹約家も、月々の支出が少ないので、どちらもお金が貯まるんですね。

 

ですが、ケチと倹約家のイメージって全然違いますよね。

「ケチな人」にはどうしてもネガティブなイメージがありますよね。

ケチには「お金に汚い」とか「ガメつい」、「自己中心的」という印象がありませんか?

一方、「倹約家」には特にネガティブなイメージはないんじゃないでしょうか。

むしろ、ポジティブな感じがしますよね。

例えば、「自己管理ができている」とか「要領がいい」、「お金をスマートに使う」といったイメージがあると思います。

 

どうせお金を貯めるなら、「ケチな人」ではなく「倹約家」と思われたほうがいいですよね。

それでは、どうすれば「ケチ」ではなく「倹約家」になれるんでしょうか。

今回は、ケチな人から倹約家になるために知っておくべき、「ケチ」と「倹約家」の違いについてお話します。

ケチはお金を使わないが、倹約家はメリハリのあるお金の使い方をする

ケチな人は、基本的にお金を使いません

必要なものであっても買わなかったりしますし、欲しいものも基本的に我慢します。

自分の楽しみのためにお金を使うことに罪悪感を感じている場合もあるでしょう。

 

一方、倹約家の人はムダなことにお金は使いませんが、必要なところにはしっかりお金を使います

要は、メリハリのあるお金の使い方をするわけです。

倹約家は、自分にとって大切ではないことにはお金をかけません。

例えば、車は必要ないからといって持たなかったり、子どもが小さいので家は狭くても十分なのでコンパクトなサイズの家に住んだりするわけです。

一方、自分にとって大切なことにはしっかりお金をかけるんですね。

例えば、食事にはこだわりがあって、食費に意識的にお金をかけていたり、旅行が好きなので年に1回は必ず旅行に行くことにしていたりするわけですね。

 

このように、お金の使い方がケチと倹約家では大きく違います。

ケチはお金に執着するが、倹約家はお金を大事にする

また、ケチな人はお金に執着します。

少しでも自分のお金が減るのがイヤなんです。

ですので、倹約家は投資でリスクをとれません。

例えば株式投資をして、一時的に10万円の損失を出したとしましょう。

すると、ケチな人はその損失が気になって気になって仕方がありません。

「10万円を貯めるためにどれだけ節約をがんばったか」とか「10万円を取り返すには何時間働かなきゃいけないか」とか考えちゃうんですね。

で、損をした10万円がとってももったいないような気がしてきて、投資をしたことを後悔するわけです。

ですので、ケチな人は元本保証の資産運用を好む傾向があります。

 

一方、倹約家はお金を大切にはしますが、お金に執着はしません。

ですので、倹約家は投資でリスクをとれます。

仮に株式投資をして10万円を損したとしても、お金に執着していないので大して気にしません。

「株価は上がったり下がったりするものだから、一時的に損失が出るのは当然」

「今回は損したけど、長期的には上がるはずだから」

と考えるわけです。

倹約家の人は長期的な目線でお金を運用できるわけですね。

ケチは人のためにお金を使えないが、倹約家は人のためにお金を使う

ケチな人って、人のためにお金を使わないですよね。

飲み会に行っても後輩におごったりしないですし、旅行に行ってもお土産を買ってきません。

人にプレゼントをあげるのすら嫌がったりしますからね。

 

一方、倹約家は人のためにお金を使います。

例えば、アメリカの実業家ウォーレンバフェットは倹約家として有名ですよね。

で、彼は資産を99%寄付することを公表しています。

バフェットの資産は約9兆円もあるので、トンデモナイ金額の寄付ですね。

既に慈善団体への寄付は3兆円を超えているようです。

一方、バフェットは質素な生活を送ることで有名で、実際、60年前に約3万ドルで買った家に今も住み続けているのはんです。

世界屈指の富豪ながら、質素な生活を送るためオマハの賢人と呼ばれています。

まさに自分の欲のためにはお金を使わず、人のためにお金を使う倹約家の鏡ですね。

スケールの大きさが庶民と比べ物にならないですが。

まとめ

今回は、ケチと倹約家の違いについて述べました。

ケチは人から嫌われ、倹約家は人から尊敬される存在ですね。

このブログを読んでいる皆さんも、節約をして日々貯金に励んでいると思います。

ぜひ、ケチではなく倹約家になりましょう。

 

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