DINKS世帯にとって、子供が産まれた後の生活がどうなるのかはとても気になるところじゃないでしょうか。
「育休中は収入が減って生活がカツカツになる」とか「子供が産まれると買わなきゃいけないものがたくさん増える」とか色々な話を聞きますもんね。
今家計がうまく回っていても、子供が生まれたら家計がどうなるのか?はとても気になるところだと思います。
今回は、つい最近嫁さんの育休を経験したmiyaneが、お金に関して出産前に準備しておくべきこと、すべきじゃないことを失敗談も交えてお話します。
これから出産を迎える共働きのみなさまは是非参考にしてください。
支出を減らす
まず最初に大事なのは、子供が生まれるまでに家計の見直しをして、支出を減らしておくことです。
これには、2つの理由があります。
1つめの理由は、子供が生まれると支出が増えるからです。
まず、オムツ代がかかりますよね。
おしりふきシートも必要です。
母乳育児じゃなければ、ミルク代もかかります。
離乳食が始まると食費も増えるようになってきます。
もちろん子供の服やパジャマなども必要です。
ベビーカーや抱っこヒモも必要ですし、おもちゃや絵本も買ってあげたいですよね。
子供が生まれると、どうしても支出は増えてしまいます。
2つめの理由は、収入が減ることです。
嫁さんが育休に入るので、当然ですよね。
で、育児休暇中にいくらもらえるのかは、
- 育児休業開始日から6か月まで: 賃金の67%
- それ以降: 賃金の50%
となっています。
月給30万円だった場合、育休後6か月までは月20万円、それ以降は月15万円になりますね。
月給20万円だった場合は、育休後6か月までは月約13万円、それ以降は月10万円になりますね。
実際の手取りは、この金額から税金や保険料等が引かれますので、もっと少なくなります。
月10万円近くの手取り減少は覚悟しといた方がよさそうですね。
このように、奥さんが育休に入ると、支出が増える一方で給料が減るという状況になります。
モノの準備をしすぎない
出産に備えて、モノを準備しすぎないことも重要です。
出産前に家を購入しない
将来子供を作ることを前提に家を買う家庭がありますが、出産前に家は買わないことをオススメします。
1つめの理由は、子供が今後何人できるか分からないからです。
子供が一人であれば2LDKでも十分ですが、3人いたら3LDKでも狭いくらいですよね。
このように、今後何人の子供ができるか分からない段階で家を買うのはリスキーです。
2LDKと3LDKでは家の購入額が1000万円も違う場合がありますしね。
2つめの理由は、産休後に奥さんが復職できるかが分からないためです。
保育園が見つからなかったり、仕事と家事・育児の両立が難しそうな場合、奥さんが職場に復帰せずに専業主婦になることも考えられますよね。
その場合、ローンの返済計画に支障が出てしまいます。
また、子供を保育園に入れるために引っ越したくなる場合があることも、家を出産前に購入すべきでない理由です。
育児グッズは「必要になってから」買う
子供が生まれる前にあれこれ育児グッズをそろえたくなってしまいますが、それは我慢するのが賢明です。
実は、miyane家も育児グッズを事前にそろえすぎてしまい、失敗しています。
育児グッズは、おむつや服、おしりふきなどの必要最小限のみをまずはそろえることをオススメします。
というのも、出産後にもし必要なものができても、Amazonで頼めばすぐに届くので、大して困らないからです。
赤ちゃんが生まれてから本当にすぐに必要なもの以外は、頑張ってそろえなくてもあとから買えばいいんですよね。
むしろ無駄なものを買っちゃうと、場所をとってジャマですし、最悪ほとんど使わずに捨てることになっちゃいます。もったいないですよね。
個人的に「別に買わなくてもよかったな」って思うのは、「AB型ベビーカー」と「ハイローチェアー」ですね。
AB型ベビーカーは、赤ちゃんが首が座るまでの間ベビーカーで外出するために買ったんですが、結局首が座るまでほとんど使わなかったですね。だったらコンパクトなB型ベビーカーにしとけばよかったなって思います。
というのも、ベビーカーって小回りが利かないんですね。筆者は東京在住なので、外出すると結構人混みの中を歩く機会が多いんですね。
例えばスーパーに行ったりすると、結構ベビーカーって邪魔なんですよ。
で、赤ちゃんって小さいときはかなり軽いので、むしろベビーカーで出かけるよりも抱っこヒモで出かけちゃった方が大分楽なんですよね。
なので、ベビーカーが活躍しだしたのは赤ちゃんが1歳超えたくらいからでしたね。
ハイローチェアは、「子供がよく寝るから絶対買った方がイイよ!!」という話を聞いて買ったんですが、ウチの子は全然寝なかったですね。
正直育児グッズに関しては口コミとか友達のオススメとかはあまり鵜呑みにしない方がイイですね。
赤ちゃんの好みって本当に人それぞれなんで、他の子供に合ってたからって自分の子もそうだとは限らないんですよね。
例えば、必要なかった育児グッズとしてよくやり玉に挙げられるベビーベッドですが、我が家はむしろ大活躍しました。
子供をベビーベッドにトンって置くだけで、すぐに寝てくれましたよ。
落ちる心配もなく、安心して使えましたしね。
ですので、「みんな便利だって言ってるからコレは必要!!」って思いこまずに、本当に自分の子に必要なものだけを買ってあげるのがイイです。じゃないと、ゴミが増えるだけです。
まとめ
今回は、出産前の準備についてお話しました。
出産後は支出が増えて収入が減るため、予め家計をダウンサイズしておくことをオススメします。
また、育児グッズが色々欲しくなるのは分かりますが、必要になってから買うことを心がけましょう。