こんな風に思っている方も多いと思います。
確かに、よく言われる家計管理のやりかたって、
- まずは家計簿をつけて、無駄遣い把握する。
- 次に、具体的な節約法を実施する。
って流れが一般的ではないでしょうか。
でもですね、家計簿にはデメリットもあるんですよね。
そもそもつけるのが面倒ですし、節約効果が表れるのに時間がかかりますし…(詳しくはこちらの記事をご覧ください)
本当に、家計簿は節約生活に必須なんでしょうか?誰もがつけなければならないものなんでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
僕はむしろ、家計簿をつけないことを強くお勧めします。
今回は、なぜ僕が家計簿に反対なのか、その3つの理由を説明します。
家計簿をつけると夫婦のもめ事が増える
家計簿を始めると、十中八九、夫婦喧嘩が増えます。
なぜかというと、片方(主に妻)に負担が偏るからです。
共働きが家計簿を始めると、「夫と妻のどっちが家計簿つけるか問題」が発生します。
専業主婦家庭の場合は、家計簿を誰がつけるかってあまり問題にならないと思うんです。
日用品の買い物をするのは奥さんの場合が多いので、奥さんが家計簿をつけるのが自然ですからね。
でも、共働き家庭の場合はそんなに単純じゃないんです。両方働いてますからね。
買い物も週末に一緒に行く場合が多いでしょうし、一概に「奥さんが家計簿をつけるべき」とはいかないですよね。
となると、夫と妻のどっちが家計簿つけるかでまずモメます。
まあ、基本どっちもやりたくないですからね。
家計簿をつけるのって、面倒くさいですから…
結局、家計管理が得意だったり、性格的に細かい人が (イヤイヤ)やることになるんですが、その後絶対ケンカが増えますよ!
想像してみてください。
妻が家計簿をつけるのをイヤイヤ引き受けて、日々面倒くさい思いをしながらも一生懸命家計簿をつけているわけです。
いざ家計簿を1~2か月つけ終わって、
とか、
とか、
とか夫に言ったとしますよ。
でも、夫から
とか、
とか、
とか言われたらどう思います?
「はあ!?何もしてないのに何言ってんの!?」
って思いますよね。イラっときますよね。
「こっちは面倒な思いして何か月も家計簿つけたのに!なんで協力してくれないの?」とか、
「結局節約しないんじゃ家計簿つけた意味ないじゃん!めっちゃ大変だったのに!」とか、
「協力しないんならお前が家計簿つけろや!」とか思っちゃいますよね。
基本的に家計簿つけてる方が節約に前向きなんです。家計の実態をよく分かってるから。
でも家計簿つけてない方は危機感薄いんですよね。家計の実態を知らないから、「そこまで切羽詰まってないでしょ」とか余裕かましちゃうんです。
この意識の差が、夫婦喧嘩につながっちゃうわけなんです。
このように、家計簿をつけ始めると、家計管理に関する夫婦喧嘩が増えてしまいます。
ですので、無駄な喧嘩をしないためにも、家計簿はつけない方がいいんです。
家計簿をやめると家計管理に失敗してしまう
家計簿を付けはじめると、家計管理が家計簿ありきになっちゃうんです。
家計簿をつけ始めたが最後、
家計簿をつける
ムダな支出を見つける
節約する
効果を見るために家計簿をつける…
っていう無限ループが始まっちゃうんですね。
なので、家計簿を辞めちゃうと、家計管理が止まっちゃうんです。
何が問題かって、家計簿ってつけるのが大変なんですよね。
なので、なかなか続かないんです。
家計簿がなかなか続かないってことは・・・節約も長続きしなくなっちゃうんです。
これって本末転倒ですよね。
そもそも、家計簿をつける理由って節約するためなんですよ。
でも、その家計簿が原因で、節約が長続きしなくなる。
なんだか皮肉ですよね。
家計管理のコツは、長く楽しく続けられることです。
節約は長く続ければ続けるほど貯金効果があるからです。
この観点で見ると、家計簿は節約生活に向いていないんです。
家計簿よりもっと楽に貯金できる方法がある
ここまでデメリットをいくつか挙げましたが、それでも家計簿が絶対に必須なら、やるしかないんです。
でも、僕は冒頭で絶対に家計簿は必要ないって言いきりましたよね?
その理由は、別に家計簿をつけなくても貯金できるからなんです。
「面倒くさい上に夫婦喧嘩のもとになって、挙句の果てには節約生活の挫折の元凶になる」家計簿なんて、敢えてやらなくていいんですよ。
もっと楽で、確実な方法があるからです。
どんな方法かというと、家計を予算ベースで管理する方法です。
食費は1週間1万円、小遣いは月3万円、外食は月2万円まで…といった形で、最初に予算を決めちゃうんですね。
で、その予算に沿ってお金を使っていけばいいんです。
そうすれば、確実にお金を貯められますよね?
「でも、予算で家計を管理なんて難しそう…」
って思ったかもしれませんが、やってみると以外とうまくいきます。
例えば、食費を週1万円以下って決めておいて、土日に一週間分の買い物に行くとするじゃないですか。
このやり方だと、毎週の買い物の合計金額を1万円以下におさえるだけなんで、そんなに難しくないんですよ。
この家計管理の方法については、↓の記事で詳しく解説してあります。
>>>32歳で5000万円貯めた!「3つの財布貯金法」とは?
家計管理がうまくいかない!って人は、是非参考にしてください。
まとめ
家計簿には、
- 面倒くさい上に夫婦喧嘩のもとになる
- 節約生活の挫折の元凶になる
というデメリットがあります。
さらに、予算ベースの家計管理法を使えば、これらのデメリットなく、家計をうまく節約できます。
ですので、デメリットの多い家計簿を敢えてつける必要はないと言えるでしょう。